私たちを見てくださる先生方は、子どもにとって何が一番良いかいつも考えてくださいます。入る前に根気よく見学・体験をして下さり、1対1でのコミュニケーションをとても大切にされています。
そして、月に1回、すべての教室が集まって合奏レッスンを行います。
いつもは顔を合わせることのない、他の曜日の教室のお友だちと会える楽しみがあります。
また、まだ自分が弾けない曲も、他のお友だちやお兄さんお姉さんが弾いているのを聴いて、知っている曲になり、いつか弾きたい曲になっていきます。子どもにとって良い刺激を受けられる機会です。先生は、いつもゲームのように合奏レッスンをしてくださるので、子どもたちは合奏が楽しくて仕方がありません。保護者も微笑ましく見守って、月に一度とても楽しみにしています!
大きな行事は、春の卒業演奏会、夏の勉強会、冬のクリスマス会、隔年で行われる合宿と隔年で参加する松本の夏期学校です。行事運営には保護者も積極的に参加し、その取り組みの中で、保護者同士も仲良くなっていきます。子どもたちも、多くの行事を経験する中で一緒に成長し、結束を固めていくのがわかります。2013年3月に松本で開催された世界大会にも、杉山クラスからは多くの生徒と保護者が参加し、楽しく素晴らしい時を分かち合いました。関西だけでなく全国の子どもたちともお話できたりと、印象深い想い出がたくさん!
中等科くらいになると、ユングゾリステンJr.に参加し、各パートに分かれてアンサンブルをします。他の人の音を聴き、気持ちを合わせて一つの曲を演奏する楽しさを知ります。上級生になると「ユング・ゾリステン」に上がり、定期演奏会に向けて本格的に弦楽オーケストラを学ぶようになります。ここで子ども達は自分で考え、音楽と向き合う。秋の定期演奏会に向けて、同じ目標に向かって多くの時間をともに過ごす中で、子ども達はまるで家族のようになっていきます。社会人になっても練習のある日曜日には顔を出して指導してくれたり、子どもたちが育ちあう良い伝統が守られています。ユングゾリステンから、プロになっていった音楽家も大勢います。